売れる水、買いたい水
長文にお付き合いいただいた。
日本を理解することはむずかしい。「水」に対する「価値観」の変遷も歴史を紐解かなければ、誰にも理解できない。だが、理解できなくとも、時の権力がやることには「誰も文句を言わずに従う」。しかし、どんな権力にも「賞味期限」はある。長い日本の歴史において、これほど民のことを顧みない権力もない。この権力は、きちんと国民の健康を顧みることすらできない。権力が当然の責務としてきた「水道」にすら「臭いモノに蓋をして」済ましてしまう。最低限の責務すら疎かにして、自分たちの「利権」だけに執心する権力を放置していれば、この国は滅ぶ。
今ほど、「天皇」と「国民」が近しい距離にあると感じられる時はない。それは、私たちが「亡国」という危機感を共有しているからに他ならない!農耕の民が、農業を維持できない程に、自然から距離を置いてしまった。それは、今の権力が、一貫して、対外膨張策を「工業化」を通して推進して来たことに由来する。そこから生じた「価値観」の変節に対し、万物に神が宿っていると考えてきた祖先の「価値観」を掲げ、再度「自然」と「正しく」向き合う。それ以外に、この日本を再生させて行く「道」はない。それ以外に、私たちが「日本人らしさ」を取り戻す「術」はない。
だから、「売れる水」を売り出す。そして、「買いたいと思っていただける水」を届ける。それが、「尊王」というルールに則り、「戦わずして」この国を「維新」して行く流れを作り出し、「奪い合い」の風潮を日本から一掃する。そして、それがいつしか日本が世界平和に貢献する「きっかけ」づくりになればと願う。
(完)