売らない水、買わない水
そんな状況下で、「高い」水を売ろうとする人たちが居る。まして、名のあるメーカーがペットボトル入りの水を「安く」売っている。その傍らで「高い」水が売れる必然性は、全くと言ってよいほど「ない」。にもかかわらず、大型容器側は「安くは売れない」の一点張りだ。「企業努力」もしない。「損して得を取る」という賢さもない。何もしないで、ただただ自分たちの商品は「売れるにちがいない」と言い張っても、そんなものは誰からも相手にされない。「売れる」要素を備えているものを商いながら、それを「誰からも相手にされない」代物にしてしまっているのは?誰か?と言えば、「売る側だ」と言う他ない。
(つづく)