災害特約付き天然水道
「水」も「食糧」と同じように考えるべきだ。「水」に関しても何らかの「増産」を計画的に推し進めなければ、需要に追いついて行けない事態が「忽然」と生じる。経済性を武器に、まずは現在の供給と並立できる方策を確立していく。そして、順次その割合を増やしていく。その努力を、誰かがどこかでして行かねば、いずれ、人々は「切り立った崖」に追い詰められた自分自身に気付くこととなる。いきなり「渇水」状態に置かれることとなる。1,200万人分の「水」の確保は、今だって「綱渡り」状態なのに、政府は大災害時対応のことなどまったく考えていない。この国の危機管理対応力の無さにこそ、「公共水道の限界」がクッキリと浮かび上がっている。私たちは、「そのこと」に気付かねばならない。
(つづく)