ぐんぎんビジネス大賞
2.時代の要請
a. 自然災害の大型化
地球温暖化の影響に因るが、海水温の上昇により台風や竜巻が人間の住む地帯で頻発するようになってきた。世界中で河川が氾濫を起こし、被災者の多くは自宅を失うような大規模災害に見舞われるようになってきた。河川の氾濫は、私たちが子供の頃にはよくあったが、日本では河川の改修工事が進んだせいでめっきり減った。それがまた頻発するようになってきたのは、風水害の大型化が主因だ。その大型化が今までの「想定」を超えてしまっている以上、私たちは新たな対策を用意していかねばならない。比較的に風水害の少ない本県は、被災地に安定的に飲料水を送り出す基地としての役割を担うことができる。
(つづく)