fc2ブログ

資本主義と民主主義


世の中が、いよいよ理屈に合わない動きをするようになってきた。無論、社会が不条理で動くことに、私としては違和感を感じているわけではない。元々人間が生きている社会は、「権力」の意のままで動く。そういう力学が働かない社会を実現したことは、人類はまだ一度もない。だが、何度も同じような話をするが、資本主義と社会主義が並存する社会では、お互いが「自分たちの標榜する社会の方が正しい」と主張し、ある意味で「切磋琢磨」する努力がなされていた。それが、資本主義の勝利で事情が変わった。プロバガンダに過ぎなかったにせよ、どちらが「清く正しい」か?を競う必要がなくなった。お陰で、「たがが外れた」社会は、それこそ「何でも有り」という社会となった。

だが、自分たちを含め、私たちは民主主義教育を受けてきた。だから、私たちは至極当たり前なこととして、「平等」や「博愛主義」や「人道主義」に慣れ親しんできた。その教育を施してきた側も、「教育費の無料化」や「社会保障の充実」やら、できるだけの「綺麗事」を並べ、自らの社会が「赤」に染まらないよう腐心してきた。そして、その甲斐があって、資本主義は「勝利」した。しかし、その勝利は、民主主義の勝利であって、本当のところは「資本主義」の勝利ではない。その微妙だが本質的な違いが、「いま」多くの人に違和感を感じさせている。「どうも話が違う!」と。

(つづく)

コメント

非公開コメント

最新記事
プロフィール

窓男

Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

最新コメント
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード