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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

閑話休題 1

私たちに必要なことは、持続可能な経済活動であって、バブル経済の回復ではありません。持続可能な経済活動とは、利益が一カ所だけに集まることなく、みんなに利益が行き渡るものです。簡単な話、経済がグローバル化された以上、どこかに歪みができれば、それが逆流してしまうのです。しかし、アメリカも日本も中国も、そのことに対する認識が薄すぎます。地域経済という輪をきちんと残し、それぞれの独立性を保っていれば、それが逆止弁の働きをして逆流は防げます。しかし、アメリカの推進する経済のグローバル化は、すべてをもれなくリンクさせることを狙い、結果的に逆止弁をも取り払ってしまいました。アメリカはわざわざ自分で自分の首を絞める環を作ってしまったのですが、当人がそのことに気がついていないことが大いなる問題なのです。

私たちの国には、「損して得を取る」「負けるが勝ち」という考え方が存在しました。それは、単一民族だからこそ生まれた世界観だったのかも知れません。ただ、その世界観の中にこそ持続可能な社会を支える知恵がちりばめられています。世界は地球温暖化を例に取るまでもなく、否応もなく一つになることを求められる局面を迎えています。その時、私たちは「弱肉強食」の考えに交じり合うしかないのでしょうか?それとも、共生という日本が長い長い歴史を通して培ってきた理念を、世界に向けて発信すべきなのでしょうか?
グローバルという名の単一理念に組みするのではなく、私たちは日本人にしか発想し得ないもの・日本人の技術でしか生み出せないものを持って世界に貢献すべきなのではないでしょうか?それは、端的に言えば、アメリカが考えるグローバル経済から一定の距離を保ち、世界の多様性に軸足を移すことに他なりません。
(つづく)
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