地方経済の中に貯めを作り出す
但し、その話には「前提もある」し、「売れるための理屈もある」。その理屈の筆頭が、「地産地消を前提とする」という点だ。
私たちの事業は、「質の良い天然水」を原材料とするが、その原価は「かぎりなくゼロに近い」。弊社が開発した「精密ろ過ユニット」は、イニシャルコストもランニングコストも「ダントツに安い」。充填機も洗浄機も高性能で日本製であるにもかかわらず、他社製品に比べて圧倒的に安い。安い理由は単純明快で、大企業と「真っ向勝負」をしても「勝算は我にあり!」と言い切れるだけの値付けを弊社がしているからだ。その上、「コスト」という点で、元々ガロンボトル側に存在している「圧倒的な」優位性がプラスされる。重くて、嵩の張るものを動かせば、「本来」なら距離に比例したコストがかかる。使い捨て容器にお金を掛けてしまえば、企業の大小の違いは如実に現れてしまうが、繰り返し使うボトルであれば、その限りではない。
だからこそ、「地産地消」に徹する限り、価格面で大企業と「真っ向勝負」ができる。
(つづく)