群馬で成り立つ水ビジネス
その代わりと言ってはなんだが、「県内限定価格のチラシ」を飲食店の店内や旅館のフロントに置いてもらう。勿論、そのチラシに即効性はない。が、使っている側が「ファン」になってくれていれば、「この水なんなの?」と聞くお客様に「良さ」を説明してもらうことができる。商売の「輪」というものは「一日にしてならず」だ。まず、使っていただく人の「利」をこちらが作り出さないと先には進まない。その「和」をお互い様の効く範囲から始め、時間をかけて固めて行く。「地元で知名度のある名水」ならば、それを関わるすべての人たちに「利をもたらせるもの」とすることだ。そうすれば、「環」は「じわじわ」だが必然的に広がっていく。
(つづく)