C社のウソ
「高い成長が見込まれる宅配水ビジネス」とがなって人々を煽る。そして、「100万件の設置を目指す宅配水」を謳って人々を誘い込む。このキャッチフレーズを信じ込む人たちをコンスタントに生み出し続けることこそが、C社の興味だ。それ以外の興味などない。騙される人を絶やさないための「説明会」は、日本のどこかで毎日の様に開催されている。
この「非道」を止めさせ、水商売をきちんと販売者が「利」を取れるものとしないかぎり、消費者に「利」が回ることはない。消費者に「利」が回らない商売(商品)が生き残る道は「もう」ない。ねずみ講のような商売に、人々は乗せられている。それを業界のリーディングカンパニーが率先して行っている。そんな業界に将来などない。
「すべての源=水」を「マルチ商法」の道具としている。この状況こそが、21世紀が「水の世紀」と呼ばれる由縁なのだろう。すべての人々、すべての生命に不可欠なものを、「マルチ商法」の道具にしてしまうような社会は、滅びるしかない。だが、社会が滅びる前に、この業界のリーディングカンパニーは破綻をきたす。他の業界同様、誠実さを欠く商品が売れ続けることなどないからだ。騙される人たちが、永遠に続くはずもないからだ。2000年に旗揚げした旧A社は5年で会社更生法の適用を受けるに至った。今回は、7年目まで生き延びているが、それだけ「騙される人」が増えているということなのだろう。だが、何かをきっかけに、人は騙されていることに気付く。この「ブログ」がそのきっかけの一つになることを願いたい!
(つづく)