C社のウソ
別に「水だけに将来性があるわけではない」。「将来性は食料全般にある」という事実に人々はなぜ?気がつかないのだろうか?なぜ、需要より供給が少ないものに人々の目は向かないのだろうか?先進国は、大量生産の電気製品やプラスチック製品を後進国に売りつけ、その代金で飢えている後進国から食料を買い付けてきた。だが、今ではその電気製品やプラスチック製品を後進国自らが作れるようになっただけでなく、その製品が後進国から先進国へと逆流し始めている。だから、先進国は自分たちの国内で作るものが売れなくなった。
「どうやって、今までは輸入していた食糧を手に入れるのか?」そのことを本気で考えないと、話の辻褄は「もう」合わない。「貿易収支が赤字」になり続けても、今まで通り海外からの食糧調達ができるとお考えか?売れなくなった工業製品を作り続けることに躍起になって、より多くの資源やエネルギーを買い付ける。その上、食糧も同じように買っていたら、日本は蓄えてきた「富」も「蓄積」もすべて吐き出すこととなる。残念ながら、今の日本にはその現実への対処法がまったく見えていないし、確立もされていない。「水の将来性」などという言葉に騙されて、自分の貴重な「お金をどぶに捨てる」ようなことをしてはいけない。もっと真剣に「飢えや渇き」にみんながどう対処すべきか?その手立てを考え出さないといけない。「需給関係」に正しく依拠した商売を復活させなければいけない。みんなに「お金が回っていた」時のように、今度は「食料や水がみんなにきちんと回る」ような仕組みを速やかに構築しなければいけない。
(つづく)
「どうやって、今までは輸入していた食糧を手に入れるのか?」そのことを本気で考えないと、話の辻褄は「もう」合わない。「貿易収支が赤字」になり続けても、今まで通り海外からの食糧調達ができるとお考えか?売れなくなった工業製品を作り続けることに躍起になって、より多くの資源やエネルギーを買い付ける。その上、食糧も同じように買っていたら、日本は蓄えてきた「富」も「蓄積」もすべて吐き出すこととなる。残念ながら、今の日本にはその現実への対処法がまったく見えていないし、確立もされていない。「水の将来性」などという言葉に騙されて、自分の貴重な「お金をどぶに捨てる」ようなことをしてはいけない。もっと真剣に「飢えや渇き」にみんながどう対処すべきか?その手立てを考え出さないといけない。「需給関係」に正しく依拠した商売を復活させなければいけない。みんなに「お金が回っていた」時のように、今度は「食料や水がみんなにきちんと回る」ような仕組みを速やかに構築しなければいけない。
(つづく)