草の根が動き出した
震災以降の問い合わせで弊社プラントの成約が相次いでいる。それは、単純に問い合わせ総数が増えたからではない。理由は以下の3つに要約できる。
1.震災で、関東圏より西に位置する人や企業が「所有する水源」を活用したいと考え始めた。
上記の事由は解説するまでもない。多くの方々が手持ちの水資源や身近にある銘水に着目した。そこで、その「水」をどのように「製品化」するか?ということになる。が、ほとんどの人にその知識はない。ご存知のように、日本のミネラルウォーターの大半は加熱処理をされてきた。だが、サントリーが精密ろ過を取り入れて以来、大勢に変化が生じている。とは言え、日本の設備屋さんは加熱処理しか知らない。許可を出す側の保健所も然りだ。そこで、設備屋さんは「常温充填(精密ろ過)は、クリーンルームやその他設備に大金がかかる」と言っては、相変わらず高価な熱交換器やステンレスタンク等から成るプラントを薦める。保健所も「加熱処理であれば、すぐ許可を出せる」という対応をする。
だが、原水の水質検査で「飲用適」という結果を得られたものに関しては、弊社の開発したろ過ユニットが、もっとも「イニシャルコスト」も「ランニングコスト」も安い。弊社の場合は、そのろ過ユニットをどのように日常的に管理し、製造に供するかも心得ている。何と言っても25年以上の実績がある。その実績なしに、プラントをお勧めするわけではない。そこが、設備屋さんと違う点だ。ミネラルウォーターの製造業者が、自分たちの実績を元に作り出した設備だからこそ、単純さを極められる。そして、その単純さが設備の「安さ」を導きだしている。
(つづく)
1.震災で、関東圏より西に位置する人や企業が「所有する水源」を活用したいと考え始めた。
上記の事由は解説するまでもない。多くの方々が手持ちの水資源や身近にある銘水に着目した。そこで、その「水」をどのように「製品化」するか?ということになる。が、ほとんどの人にその知識はない。ご存知のように、日本のミネラルウォーターの大半は加熱処理をされてきた。だが、サントリーが精密ろ過を取り入れて以来、大勢に変化が生じている。とは言え、日本の設備屋さんは加熱処理しか知らない。許可を出す側の保健所も然りだ。そこで、設備屋さんは「常温充填(精密ろ過)は、クリーンルームやその他設備に大金がかかる」と言っては、相変わらず高価な熱交換器やステンレスタンク等から成るプラントを薦める。保健所も「加熱処理であれば、すぐ許可を出せる」という対応をする。
だが、原水の水質検査で「飲用適」という結果を得られたものに関しては、弊社の開発したろ過ユニットが、もっとも「イニシャルコスト」も「ランニングコスト」も安い。弊社の場合は、そのろ過ユニットをどのように日常的に管理し、製造に供するかも心得ている。何と言っても25年以上の実績がある。その実績なしに、プラントをお勧めするわけではない。そこが、設備屋さんと違う点だ。ミネラルウォーターの製造業者が、自分たちの実績を元に作り出した設備だからこそ、単純さを極められる。そして、その単純さが設備の「安さ」を導きだしている。
(つづく)