なぜ?
硬水は、それが含む鉱物質によって、水道管の内側に皮膜を作る。だから、水道管の材質がなんであれ、その材質を溶かし込むことはしない。最初はともかくとして、その後は鉱物質が被膜を作ったり、それが少しばかり剥がれたりの繰り返しをするが、元々原水に含まれるものだからプラスマイナス「0」だ。
一方日本の軟水は、鉱物質をあまり含まないため水道管に被膜を作らない。だから、水道管の材質を溶かし続ける。急速濾過法による水質の悪化も、そしてそのために施される塩素も、水道管の材質を溶かす役割を果たす。その上で、水道局は1970年初頭に余計なことをした。防錆のためと称して、「エポキシ系塗料」を日本国中の水道本管内に塗った。それが、40年の時を経て劣化を重ね、今はげ落ちている。その成分は、「発ガン性物質」として有名なMDAだ。
(つづく)
一方日本の軟水は、鉱物質をあまり含まないため水道管に被膜を作らない。だから、水道管の材質を溶かし続ける。急速濾過法による水質の悪化も、そしてそのために施される塩素も、水道管の材質を溶かす役割を果たす。その上で、水道局は1970年初頭に余計なことをした。防錆のためと称して、「エポキシ系塗料」を日本国中の水道本管内に塗った。それが、40年の時を経て劣化を重ね、今はげ落ちている。その成分は、「発ガン性物質」として有名なMDAだ。
(つづく)