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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

東日本大震災によせて

返信はいただけたのですが、かなり「ピント」が外れていました。そこで、もう一度メールを送りました。(5月30日)


『返信をいただき、ありがとうございました。
「防災は泥縄では果たせない」と題した提案を、神奈川県を始め、国土交通省、東京都、群馬県、埼玉県、茨城県、栃木県、静岡県、愛知県、三重県の防災担当者様宛にメールしました。が、10通のメールに返信があったのは、山本さんから(神奈川県安全防災局危機管理部企画調整課担当者)の1通だけでした。そして、山本さんからいただいた返信を読んで、「なぜ?」他の自治体からは返答をいただけなかったのかが、「分かった」ような気がしました。

山本さんからご説明いただいたように、各市町村は様々な防災対策用の備蓄を進めています。ですから、私の提案など「先刻承知」と思われたようです。そこで、改めて私の主旨を説明させていただかないと、「誤解が解けない」という思いに至りました。と、申しますのは、今回の被災地もまた市町村ごとに防災対策用の備蓄を行っていたはずです。しかし、被災地における「備蓄」はどこへ消えてしまったのでしょうか?それは、人々の家財と共に海に流されてしまったのです。

私の提案は、神奈川県の46日分とされる飲料水の備蓄が「水泡と帰して」しまった時の備えについて述べています。「広域災害が首都圏を襲った場合」の対策を述べているのです。その点のズレを修正しないと、山本さんとの会話も成立しません。
もし、想定されている「東南海地震」が起こったら、そして、その時被災地に対し非被災地が切れ目のない「水」の供給を行う態勢が整っていなかったら、日本はどうなってしまうでしょう。何しろ、東南海地震で被災する人の数は半端な数ではありません。その際に、被災地に隣接する自治体が担う役割は、当然ながら大きなものとなりますから、その連携方法も練っておかねばならないでしょう。備蓄は分散した上で「繰り返し使えるツール」も準備しておかないと、今回の震災では2ヶ月以上経った今でも、「水」に困っている避難所があるのです。

東南海地震を想定したとして、「飲料水の供給」はどのような態勢が準備されているのでしょうか?1,200万都民以外に近県から出勤している人の多くも帰途につけない事態に陥ります。「水」の供給がストップし、バックアップに時間がかかれば間違いなくパニックに突入してしまうでしょう。神奈川や静岡や愛知までを含めた広域で災害が起きれば、私たちはどれほどの「水」を確保しておかねばならないのでしょう?
防災は被害を想定することからスタートします。その被害に対して、ライフラインをどれほどの期間で復旧させられるのか?その間のバックアップ態勢はどうするのか?切れ目のない供給態勢をどう構築するのか?

私のプランは、「人々に草の根的行動力を発揮してもらえるツールを自治体に在庫してもらう」というものです。ものがあれば、人は動けます。災害時にものを言うのは、「マンパワー」です。「マンパワー」に「水」をリレー方式で運んでもらう。そのツールの確保さえしておけば、後は人海作戦が取れます。が、ツールがなければ人々は右往左往するばかりとなるでしょう。政府が6億円も投じれば、日本国中で100万本の5リットルボトルと数百万個のキャップを分散して備蓄することができます。そのくらいのお金をかければ、最低限にして最強の防災対策を打てるのです。防災に大掛かりな仕掛けを施しても、防波堤のようにその一線を乗り越えられてしまえばそれまでです。本案が最低限にして最強の防災対策となる所以は、それが「マンパワー」を活かし切ることで、「初動」だけでなく「最終ライン」をも構成できることになるからです。
その発想の転換を早く人々に分ってもらいたい。それが、私の主旨です。

一度具体的なプランの説明をさせていただけませんでしょうか?自治体からの返信がいただけなかったので、何人かの人に動いてもらい国会議員の先生に話を聞いていただけるよう奔走しています。神奈川県におかれましても、山本さんから首長さんに「こんな提案が舞い込んでいる」という報告だけでもお願いできませんでしょうか?

なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。』

(つづく)


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