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天然水道網構想

目指すのは、小さくともその地に根ざし「多くの世帯から一定の利用料金をいただく商売」です。製造に関しては、弊社のノウハウと経験を活用していただければ、難しいことはありません。
問題は、広めようとする「天然水」の信頼性をどう「獲得するか?」です。地元企業の持つ信頼性とか、町興しとか、地産地消とか、市民ネットワークとかを駆使して「輪」を作り、それらをジョイントさせていくことでしょう。「地元の名水」による「天然水道網の構築」なのですから、単独でやるべきことではありません。より多くの信頼を得るために、進んで協力者を募り、各々が得てきた「信頼性」を武器に「信頼」の輪を広げることが肝要です。製造者にも販売者にも利用者にも「利」が回る「三方得」の関係が絶対的に必要なことは言うまでもありません。しかし、そのことで「信頼の輪」が広がれば、それが即ち配達エリアの広がりとなっていきます。

最早、誰もが、量の多少は別として「買った水」を飲んでいます。それを、もっと気軽に「口にする水はすべて天然水」としていただく。それが、私の描く天然水道網の本当の役割です。


2011/5/7 12:08日本経済新聞 電子版<飲料水の海外調達拡大  サントリーは7000万本輸入> とあります。
また、サントリーは震災後生産が軌道に乗るやいなや、2リットル6本入りのケースをどこのメーカーよりも安く捌き始めています。それは、2000年問題後にも同社が取った販売戦略と軌を同じくする動きです。どこよりも「安く」仕掛け、その間に増えた需要を「総取り」にかかるという構えです。

日本の財政が苦しい中、地方経済が疲弊し切っている中、被災地が苦しんでいます。そんな時に水に恵まれた国のトップブランド企業が、海外からの「水」の調達を拡大したり、国内の中小水メーカーを追い落とすような価格設定をするのを放置していて良いのでしょうか?草の根の供給態勢の芽を摘み取った挙げ句に、「東南海地震」が起きたら、サントリーは「一人で供給を果たす」覚悟があるというのでしょうか?そんなことができる道理はないし、そうした「一極集中」が今回の災害で被害を大きくし対策を後手に回らせる要因になったことをもう忘れてしまったのでしょうか?

多くの中小零細水企業が、上記のような身勝手な大企業に無謀な戦いを挑んできました。そして、また別な系譜が「RO水の大型容器での宅配」を掲げ、水市場に食い込もうとしてきました。しかし、「なぜ?みんなが揃って、そんなに売れない選択ばかりするのでしょうか?」「なぜ?利益が上がらないことに、そんなに躍起になるのでしょうか?」私には不思議でなりません。

人々の水に対する渇望は、「薬漬けの水道水」への拒否反応であり、「天然水」への郷愁なのです。それが、求めて得られないものなら「あきらめるしかありません」。でも、それは、日本の自然と共にどこにでも「まだ、豊富にある」のです。各地にある「名水」を草の根的な供給態勢を整えて、求める人に届ける。そこに、確かなニーズがあります。そこに大企業には真似ることのできない地域性があり、アドバンテージがあります。そこに「多くの世帯から一定の利用料金をいただくという安定的な商売」があります。

ペットボトルのミネラルウォーターは、「水道水に代わる」ものを目指しました。しかし、今回の災害を通して、本当に「水道水に代わる」必要性が生じた時には、ペットボトルでは「役不足」だという事実を露呈させました。一方、ガロンボトルの「水」は、「水道水に代わる」ものを目指したことがありません。「水道水に代わる」という「大志」を抱いたことがないのです。ペットボトルのミネラルウォーターの「おこぼれにあずかろう」という「卑屈」な考えしかできないものは、その通りの役回りしかできません。

6月12日のNHKラジオニュース 
飲料水の海外調達拡大 セブン&アイ、国内販売の3割を海外から調達し傘下のコンビニやスーパーで販売する計画。

大企業が国内産業を無視した上で、儲けに走ります。市場主義経済の悪弊は「トコトン」進行し、「国内の雇用拡大」というお題目はいつまでたっても「最重要課題」のままです。水に恵まれた国が、国内産業の育成を阻み、水を輸入する。「水の世紀」の入り口で見せるこの官民一体となった愚行は、いつまで続くのでしょうか?

そして、「一番 安全で安心な天然水」を供給する「天然水道網」は、いつになったら実現するのでしょうか?

(完)

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Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

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