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閑話休題

まるで、原発事故による放射線の許容度や避難勧告の際の線引きをどこにするかのような会話がなされています。
私たちは、私たちが作り出してしまった「人造物」が私たちの健康にどういう影響を与えるのか?を知りません。知らないままに使い、人体実験を通して、どれもが「体に良くないみたいだね」という結論を悠長に下しているのです。それを行っているのが、所謂専門家と呼ばれる人たちですが、専門家が皆同じ判断を下すわけではありません。判断する根拠は乏しく、人間(生物)には適応力があるため、基準値を下す際に正解などないのです。それでは、何を元に基準値を決めるかと言えば、専門家が示す範囲の中で、行政側の非専門家が達成可能な数値を選び出しています。それが「実態であり現実」です。

「人造物」を使うしかないという判断は今の世界では「常識」ですから、「漏れ出す」ことも「溶け出す」ことも「環境に残存」してしまうことも、「許容するしかありません」。低い数値にせよ「出てしまう」のですから、その「出てしまう」数値を基準値にするしかやりようがないのです。斯くして、水道管をブラックボックスとしたまま、「安心安全」だけが声高に謳われることとなります。水道水とは蛇口から供給されるものを指すはずなのに、蛇口から出ている成分に関しては、誰も調べません。様々な水道管を通り、時にはマンションの汚れた高架槽や長~い鉛管を通って蛇口に辿り着くものもある限り、行政側がそれを調べるわけにはいかないのです。調べて「高濃度」の何かがでてきた時に、自分たちが決めた基準値は自分たちの首を絞めます。それが分かっていながら、そんな冒険を犯す公務員など一人もいません。

水道水の内実は、公表を求められることはありません。しかし、放射線に関しては、IAEAを通してある程度の内実が公表されることになります。私たちは、その公表を通して、「専門家」と呼ばれる人々の実態や基準値を決める舞台裏を窺い知ることになるでしょう。

「水」はすべての源です。放射能という「鏡」を得て、私たちは改めて「水」と向き合うこととなるのです。

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Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

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