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日本の水道の病理

水道水の味番付

湧水や、良質の地下水を消毒しただけで直接に送っている水道水が、何といってもいちばんおいしく特級水に当たる。
次いで二番目においしい水は汚染されない上流の河川水や湖沼水、あるいは伏流水などを原料とし、緩速ろ過法という自然浄化作用によって精製した水で、これが一級の上の水に属する。
そして、三番目は、上に述べたような良質の原水を薬品の力で浄化する急速ろ過法によって精製した水で一級の下の水となる。つまり、同じ原料でも、厳密にいえば浄化の方法によって味に若干の違いができるのであるが、水源が汚れていない清流であれば、あまり気にならない程度の差である。
四番目は、汚染された下流河川の水や、富栄養化して真っ青にプランクトンが出た湖沼水を緩速ろ過した水で二級水、さらにこの原水を多量の薬品を用いた急速ろ過法によって浄化すると三級水となる。この水のまずさはだれでも気がつくし、ことに転居者や旅行者にとっては苦痛である。
昔は水源も皆きれいで、浄化方法も緩速ろ過法であったから、すべて特級水か一級の上の水であったわけであるが、最近は水源も汚れ、処理法も薬品法に変わったので、二級水、三級水が珍しくなくなったのである。

(つづく)


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Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

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