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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

天然水の宝庫

山国の日本は、天然水の宝庫です。そして、日本の文化は、その豊かでおいしい天然水に彩られ、
育まれてきました。
「水と油」「水に流す」「水の泡」「水も漏らさない」「水をあける」「水を打ったように」「水をさす」「水入らず」「水掛け論」「水際作戦」「水臭い」「水先案内」「水商売」という具合に、「水」を含んだ表現は枚挙にいとまがありません。また、日本料理も、恵まれた水をふんだんに使うことで、素材の旨味を引き出す技が磨き上げられてきました。
その「おいしい水」に塩素が加えられるようになったのは、太平洋戦争後のことです。アメリカの占領下でGHQの指導の元、水道水の消毒が始まりました。それが、60年以上経った今でも続けられています。戦争前には、全く消毒なしで飲まれていた水が、ある日を境に60年以上の長きに渡って塩素消毒され飲み水とされてきたのです。その消毒に有効性があるのなら、それはそれで理解はできます。しかし、塩素が殺すことのできるのは、微生物や細菌といった生物で、人間の作り出した化学物質や農薬などの有害物質にはまったく効果はありません。一方、緩速濾過法と呼ばれる旧来の濾過法は、人造の有害物質も微生物や細菌も除去することができます。それは、別名生物濾過法と呼ばれますが、微生物が水に含まれる物質を体内に取り込むことで分解し、無害化してしまうのです。 
(つづく) 
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