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もう一つの道

アメリカの唱える「自由主義」は、企業を制約から解き放つためのものです。
私たちは、「グローバル経済」という言葉よりも以前に、「多国籍企業」という言葉を最初に耳にしました。「多国籍企業」という言葉が「グローバル企業」という言葉に取って代わり、そのグローバル企業が生みだしたのが、「グローバル経済」です。

アメリカの巨額な財政赤字を尻目に、グローバル企業の多くは巨万の富を得て、我が物顔で世界の市場主義経済に君臨しています。但し、ちょっと前、その同じグローバル企業の内、銀行や証券会社やヘッジファンドが大きな損失を生み、その穴埋めをアメリカ政府が肩代わりしました。
その時穴埋めに使われたお金は、税金です。そして、確かに潰れなかった銀行や証券会社は、そのお金を返済しました。しかし、銀行や証券会社やヘッジファンドの失策で失われた雇用はそのままで、元には戻っていません。そのため、政府の失業対策費や補償は増すばかりで、それが今までにないほどアメリカの財政赤字を膨張させています。同様にGMなどは、雇用を切り捨てることで再生を図り、延命を果たしました。アメリカの巨大企業は、リストラを敢行することであっさりと高収益体質を得、首切りの後始末は政府が税金で尻拭いするという図式が公然と罷り通ることとなりました。同じように、全世界的に失われた雇用は、各国政府の財政出動により、一時的な沈静化が図られています。

-2010.07.30掲載文(つづく)

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水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
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