最終決戦
その後、新たに別な大口顧客様からも電話をいただきました。「サントリーとコカコーラと御社を対象に、納入業者の一本化を検討してきた。突然で申し訳ないが、今月一杯で解約をしたい」という内容でした。ことの進展の早さは空恐ろしい限りです。話が最早ガロンボトルビジネスに止まらない様相を呈しているという認識を新たにせざるを得ません。大企業ですら、なりふりを構っていられないほど総需要が先細りしていきます。そして、その気配を誰もがヒシヒシと感じているのです。
考えてみれば、「財政出動の効果がきれる秋以降は、深刻な事態になる」と予測していたのですから、それがその通りになっただけのことです。しかし、特需の反動との「ダブルパンチ」を実際に受けてみると、そのパンチの強烈さを改めて感じずにはいられません。
(つづく)
考えてみれば、「財政出動の効果がきれる秋以降は、深刻な事態になる」と予測していたのですから、それがその通りになっただけのことです。しかし、特需の反動との「ダブルパンチ」を実際に受けてみると、そのパンチの強烈さを改めて感じずにはいられません。
(つづく)