最終決戦

その数字は、正直予想を超えていました。なぜなら、その数字で成り立つ代理店は「あり得ない」からです。その数字は、フランチャイズ本社が直々に「組織防衛」に入ったことを告げるギリギリのものでした。どこかで大規模な「解約」が進み、「サーバーが余り」「背に腹が代えられない」事態が生じた結果だと思われますが、弊社が「最終ライン」と考えていた数字がいきなり飛び出してきたのには正直驚きました。
「ここまで無理しても、争奪戦を繰り広げるところまで来てしまったのか？」という現実を思い知らされました。それは、今後当分の間「仁義なき戦い」が本格化して、消耗戦の末「いくつかのメーカーが潰れる」ところまでいくことを物語っています。サーバーへの先行投資故に、多くの代理店が立ち行かなくなっているだけでなく、ガロンボトルビジネスの「辻褄」自体がもう保てなくなった現実が見え隠れしています。

（つづく）