水の世紀
世界とグローバルにお付き合いすることが、豊かさに通じると思うのは錯覚です。精神的な豊かさよりも、物質的な豊かさを追い求めてしまうことが、大いなる錯覚に基づいているように。私たち日本人は、「自分たちの豊かさ」を見誤っています。戦争に負けた反動で、「隣の芝生が青く見え」、「別な価値観」に飛びついてしまったのが主因です。しかし、私たちは、自分たちには不向きな「価値観」を受け入れてしまったお陰で、精神的な貧困がどれほど進行してしまったのか?という点に思いを馳せる時を迎えています。
それは、日本のみならず、自らが醸成してきたものをかなぐり捨ててしまったあらゆる国、あらゆる人々に共通する課題です。
(つづく)
それは、日本のみならず、自らが醸成してきたものをかなぐり捨ててしまったあらゆる国、あらゆる人々に共通する課題です。
(つづく)