5リットルプラン
そもそもが、アメリカでは100年以上に渡る歴史ある商売なので、利用者は最初「ブリキの給水器」や「陶器製の給水器」を使っていました。そこに、自国(アメリカ)製の冷温水器が出回り、拡がっていった経緯がありますから、最初に「サーバーありき」ではありませんでした。圧倒的な数の利用者が居て、徐々に「常温水の給水器」から「冷温水のサーバー」に移行していったので、供給側も一定の計算の上に「サーバー」を普及させていくことができたのです。
その点、日本はまったく違ったスタートを切りました。いきなり「最初にサーバーありき」という考えのもと、その負担をすべて代理店及び販売者に押しつける拡販策が取られました。そして、その負担の大きさ故に、このビジネスは「代理店も販売者も儲からないビジネスモデル」になっているのです。
(つづく)