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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

もう一つの道

少し、生物学的な視点からも世界を見てみましょう。生物の世界では、生存競争が常で、弱肉強食による淘汰が繰り広げられています。ただ、それも一方からの視点に過ぎず、勝ち残ったものが「我が世の春」を謳歌できるのも決して未来永劫ではありません。勝ち抜くために身につけた「特殊性」が、逆に環境の変化についていけない弱点に変質してしまうことが往々にして起こります。生物学的には、種が多様性を維持している方が、絶滅に瀕する可能性を少なくすることができます。多様性とは環境に適合できる柔軟性であり、まだ伸びしろを有していることの証なのです。

人間の世界では、今急速に価値観の一元化が進み、民族や部族の多様性が失われています。一方、一元化を推し進めてきた欧米列強とその先兵として働いてきた「死の商人」の間にも、利害の食い違いが表面化し始めています。「死の商人」の商魂の逞しさと「金融」の効率のよさが、必要以上に「マネー」を掻き集めてしまうことで、欧米各国が国内のバランスを著しく損ねる局面を迎えてしまっているのです。増刷した紙幣は、雇用の安定があれば程良く消費者の購買を促す原資となります。その巡りが、古典的な資本主義の健全な姿を支えていました。
その意味で「金融」に起死回生を託さざるを得なくなった時、資本主義は誤った「特殊性」へ歩を進めてしまったのだと言えます。

(つづく)


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