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もう一つの道

ところで、アメリカが日本を見かぎったのは、いつ頃のことでしょうか?ほぼ20年前に円は対ドルで150円程の水準でした。それが一度160円まで円安に振れた後、ほぼ5年をかけて、79円台を記録するまで円高が進行しました。日本が見かぎられたのは、意図的な円高誘導が始まった20年前頃と考えて良いでしょう。それからの10年を「失われた10年」と呼ぶ人が居ます。そして、その後の10年を足して「失われた20年」と呼ぶ人も現れました。
それは、「見かぎられてから10年、20年」という年数と符号します。その間「別れてくれ!」というアメリカに追いすがる日本は、「79円でもまだ付きまとうのか!」と啖呵を切られてしまうのですが、それでも、懸命に「元彼」の後を追い続けてきました。79円を記録した後、円は一度145円ほどまで戻されるのですが、その後はまた円高に転じ、今は15年ぶりの超円高で高止まりしている状態です。

「今回の超円高はなにが原因なのでしょうか?」皆さんもよく考えてみてください。なにしろ、このままで行けば、10年後は「失われた30年」、20年後は「失われた40年」と呼ばれるてしまうのですから。

一方のアメリカは、「20年ほど前」から急に元気を取り戻し、リーマンショックに至るまでは神懸かり的なパワーを発揮しているかのように見えました。しかし、「好事魔多し」。たった20年で変調を来すほど、アメリカは調子に乗りすぎてしまったのです。「もっとゆっくり」収穫を楽しむ余裕さえあれば、アメリカの天下を揺るがす者など居ないのに。それを、「ここぞ!」とばかり急いだため、アメリカは自らの「絶好調」をご破算にしてしまったのです。

(つづく)

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水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
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