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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

私のビジネス論

この状況に際して、先進国が挙って「中国を救世主扱い」する理由は論理的ではなく、私には理解不能です。中国頼みは事態を悪化させるだけで、その事を通じて先進国の雇用を増やせるというシナリオは描きようがないからです。それにも関わらず、世界経済は中国頼み一辺倒です。

中国は、嘗ての日本のように模倣が得意です。見本があれば、たちまち見た目が同じものを作ります。とても、安価に。そのことで、「世界の工場 」と呼ばれる地位を獲得し、世界中から受注と共にお金を掻き集めています。消費社会の中では、低所得者の購買欲を満たすことで、技術が伴わないまでも、立派に工業も商業も成り立たせることができてしまうのです。そして、消費のターゲットを低所得者層に合わせている今日的状況下では、先進国が「蚊帳の外」に置かれてしまうのも必然なのです。「経済」を成長という観点からしか見ようとしない市場主義社会では、「ものを作り、それを売る」流れを堰き止めるわけにはいきません。それが逆に、市場主義を生みだしたアメリカや先進国を市場から締め出す作用を果たしてしまっているのです。
(つづく)

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