fc2ブログ

未来への投資


具体的には、どうすれば良いか?はそれほど難しい話ではない。まずは、現状分析をして、二つのことを始める。

1.一つは「もう既に頻発してしまっている風水害に対し、想定を改め、直ちにきちんとした対応を取る。」堤防そのものの嵩上げと都市部に於ける下水の処理能力の向上だ。お金なら、道路にかけている無駄な予算を振り向ければ良い。堤防の決壊がもたらす経済的な損失は、無策でいれば、如何様にも拡大する。そのことにきちんと向き合い、被害をこれ以上広げない発想を持たなくてはならないのは政治家だけではない。私達一人一人が、そうした「視野」を持つことが何よりも大切なことだ。

2.もう一つは、「持続可能な社会、持続可能な地球への思い」を新たにすることだ。炭素社会が地球温暖化の元凶だ。元々、生まれたての地球は、灼熱地獄そのものだった。地球内部は今でもマグマを抱えているが、海の存在が長い年月をかけ、地上の生物が過ごし易い環境をもたらした。が、産業革命以降、石炭・石油等の化石燃料を掘り起こし、燃料・エネルギーとした。それが、資本主義の発達を通して浪費社会を生み、地球温暖化→気候変動を引き起こしてきた。が、人類の知恵は、既にいくつもの「再生可能エネルギー及び再生可能エネルギー発電」を可能としている。私は、その内の一番古く馴染みのある「水力発電」にもっと注力を傾けることが必要だと考えている。以前にも書いたことがあるが、ダムを利用した発電を利用し、夜間電力で再度水をダムの上に押し上げ発電を繰り返す。ダムそのものを大きな蓄電池と考えれば、それこそ、この再生可能エネルギーはエンドレスなものとできる。その上、やりかた次第で災害をもたらすものを、各地で制御できる知恵も得られて行く。
「水の惑星」と呼ばれる地球で、この資源を生かさない手はない。この事業を、国や県が独占するのではなく、民間にも門戸を開けば、山国である日本の地方経済は活性化される。それは、私がかねがね言っている天然水の製造販売についても言えることだ。

資源を活かす。その究極が、「唯一の再生資源である水」を活かすことだ。なぜなら、その点に気づけば、人類は「未来永劫」に渡り、「水の惑星」の恩恵に浴せるからだ。勿論、地球にもいつか終わりが来る。が、それは人間が想定し得る程、短い時間内に起こることではない。しかし、つまらぬ「欲得」とか「利便性」ばかりを今の様に追い求めて行けば、私達は容易に生態系の頂点から引きずり降ろされることとなる。人間は、地球が長い時間かけて作り上げてきた「生物の楽園」である環境を、無に帰す「力」を得てしまっている。そして、後10年もすれば「取り返しのつかないところに至ってしまう」と、警鐘が鳴らされている。それを、人類が無視するなら、自然は地球の生態系の頂点にいる者を交代させる挙に出るだろう。

教育やメディアの影響力は大きい。私達は「資本主義的発想」を叩き込まれ、後10年ということの「深刻さ」に気づくことができない。後10年しかないのだから「直ちに行動を!」を言う16歳の少女の「声」にも、科学者たちの「声」にも私達はまともに耳を傾けることをしない。ノーベル平和賞をグレタ・トゥンベリさん に授ける機会を逸した。ノーベル財団は、たった10年しかない期限に対し、「直ちに行動を!」取らねばならない「機運」に水を差した。そして、日本では台風19号の惨事を経験しても、政治への不満・不信の声が上がらない。古来より、「治水」は「まつりごと」の要だ。生産力の向上には欠かすことができないばかりではなく、民の安らかな生活のために、「治水」は最も重要で優先すべき政治課題だった。昨日の日経電子版では、「ハザードマップが活かしきれていない」と報じている。だが、これを活用しないのは、このマップを作成した政府に他ならない。これだけの危険度を明らかにしておきながら、それをずーっと放置しているのは政府なのだからだ。

(つづく)

コメント

非公開コメント

最新記事
プロフィール

窓男

Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

最新コメント
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード