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未来への投資


エアを「小さな小さな赤字会社」だと揶揄する人が居る。が、元手800万円、国民金融公庫から1,500万円を借りて始めた事業は、もう20年近くの歳月を潰れずにやってこられた。この間、エアの1ヶ月の平均給与総額を仮に180万円と計算すれば、年間2,000万円・20年間では4億円に及ぶお金を生み出して来たこととなる。国民金融公庫から借りた1,500万円を含み、群銀から借りた運転資金等も既に完済している。同じお金を株に投資をしたとしても、これほどの利回りは得られまい。勿論、みんなも知っての通り、エアはこれまでの20年間で様々なものを商い、「ノウハウ」の研鑽も重ねて来た。が、「天然資源としての水」を大本に据えたことが、この利回りに反映されていることは明らかだ。
確かに、エアは経理上の黒字を出すには至らなかった。だが、エアは「赤字会社ではない」。「利益を生み出したからこそ、4億円程の糧を分配できて来た。だから、今後の30年計画には、これまでの実績を大胆に活かし、資本主義の破局にも耐えられる「強い民間組織」としてのエアを作り出して行きたいと考えている。
そのために、経営者の報酬を40万円と固定させる。元手2,300万円と言っても、中途で群銀から何度も運転資金を借りている。が、それらを全て完済した上で、4億円を稼ぎ出した。それを、経営者の報酬及び従業員の給与に当ててきたわけだが、その給与総額が利益とほぼ同額だったため、売上が減った年も経験し、累積赤字を少しずつ積み上げることとなった。

が、経営者の報酬を一定額で動かさないという考えを採れば、今後エアが利益を出せば、それは内部留保して行くか?従業員の給与改善の原資として行くことができる。私の報酬は「年金」のようなものだ。その年金を末永くもらうために、自分で自分の預貯金を投じた。今後共銀行からお金を借りるつもりはない。それは、「資本主義の罠にハマらない」ためだ。だから、足りなくなれば、足りない分は私が投じて行く。既に今回のウォーターサーバー・ユーボトルラック・スプリングウェルの輸入で、500万円程工面せねばならなくなっているので、ピーク時にはエアを始めた時とほぼ同額の2,300万円を投入することになると想定している。

今の予定では、エアは来年1月から4月にかけて社会保険に加入する。そのことでみんなに支払われる給与総額は、およそ140万円となる。その初年度のエアへかかる負荷を軽減させ、スムースな船出ができるようにするため役員報酬は1年間「ゼロ」とする。
今後の30年間は、水事業に関しては「県内で成り立つ」ものを目指していく。合わせて、ネット販売ではワンウェイの水商品を廉価で数をこなす商品として行きたい。また、引き続きウォーターサーバー等関連商品も手広く扱って行く。
宅配水業界や新規参入者は、私の言うことに耳を傾けることはなかった。が、皮肉なことに、それがエアのネット販売を成り立たせる素地を作っている。宅配水業界があまりに「お客様本位」にものを考えず、合理性のない商売を続けているからこそ、人々は自分にあったライフスタイルとしてエアから商品を買い求めるに至っている。だから、経済がもっと悪くなって行けば行くほど、エアの商品はネット上でその存在感を高めていくこととなる。

エアがうまく機能して行くか?に関しては心配していない。エアは、「みんなが良くならない限り、自分たちだけが良くなれるはずはない」という理念を持ち商売をしている。だから、そうした考えを支えてくれる「お客様」と言うか?「ニーズ」は必ずある。それを、30年でも50年でも先を見据えやり続けて行けば、エアはもっともっと多くの人々に支持され必要とされるようになって行く。元々には、人々にとってなくてはならない「天然水」を扱う商売なのだから、「ニーズ」が消えて失せるはずはない。公営水道という社会資本も、老朽化と維持・改修費用の高騰に耐えかね、いずれは放置されることとなってしまう。そして、そうなった時の供給態勢を想定している人は皆無に等しい。「安心して飲める水」を供給することが、どれほど「必要なことになるか?」私達が、「それ」をまざまざと知ることとなるのは、そんなに遠い日のことではない!
だから、エアの構成員には、エアというプラットフォームを守り続けることを期待したい。それは、みんなにとっての「かけがえのない未来」を自衛する手段になるのだから。そこに向け、自分たちのモチベーションを高めてもらうために、エアは社会保険に加入する。早くメンバーを固定して、ゆったりとした時間の中で、自分たちの生活とエアを守って行く心を醸成して行って欲しいと願っている。

(つづく)

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Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

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