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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

水ビジネス最前線


⑨宅配される天然水を炊事用に使えば、1軒当たり最低でも8リットル換算で月10本は必要となります。それだけの量の天然水を「心置きなく」お使いいただくためには、逆算すれば、1本単価は送料込みで500円以下に抑え込む必要があるでしょう。それは、あくまで将来的な見通しですが、「万人が供給の対象」となり、生産者がその需要に見合うだけの供給を果たすようになれば、もっと価格を抑えることも「むずかしい相談」ではありません。
また、炊事用に使われる月10本の内訳に関しても考えてみましょう。10本の内、お茶や冷水で飲用として飲まれる量は、多くとも3本程度でしょう。コーヒーメーカーで入れるコーヒーは、常温水を使います。つまり、厳密に言えば、冷温水機(一般にウォーターサーバーと呼ばれる)を通して飲まれる量は全体の3割程度で、残りの7割はお味噌汁やお米を研ぐ水や出汁を取ったり、スープ等の料理に使われるため、予め熱くしたり冷たくする必要はありません。「3割の飲用水のために、残りの7割の料理水まで高く買わされる」。それが、宅配水業界が消費者に強いている「現実」だとすれば、このサービスが「普及」する道理はありません。

⑩弊社の取扱商品は、今のところ「箱島湧水」と「富士の天下一水」と「FUJI BLUE」の三種類です。「箱島湧水」はこの業界では「老舗」にあたる「弊社」が製造をしています。弊社は「精密濾過」という天然水の成分変化を最小とする技術を、日本で初めて大型容器詰めの水に用いたパイオニアでもあります。一方、「富士の天下一水」と「FUJI BLUE」は、生産量月間20万本という最新設備を誇る工場で製造されています。こちらの製法も「精密濾過」です。弊社は、この両社の製品を「天然水道網」の雛形とすべく、「普及価格」で販売を始めています。

(つづく)


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