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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

水ビジネス最前線


③「現在の公共水道に取って代わる」ということは、「万人が供給の対象となる」ということです。万人が使う水道を供給するためには、相応の「水源」と「生産者」が不可欠となります。この事業は、一つや二つの大企業が請け負うことなど到底できるものではないのです。草の根の「生産者」が、地域毎に根を張り供給する態勢が必要となります。水源は山間部を中心とした農村となります。それらの地で作られた「天然水(道)」が、近隣や流域の都市に住む人々の食生活に活かされる様になれば、地方経済や農村の復興にも一役買うことになります。日本にとって唯一とも言える「天然資源」を、地方の活性化・収入の柱に据える。それが、「日本経済の再生につながる」ことは、誰の目にも明らかなことでしょう。

④運送会社の値上げが、8リットルペットボトルを新たな戦略の核に据える契機となったと書きました。その点を、もう少し詳しく記します。今までの運送会社の運賃体系は、とてもいい加減なものでした。「60〜160サイズ(荷物の縦・横・高さの3辺を足した数値)」の料金が同一だったのです。そのため、荷主としてはできるだけ「サイズを大きくして運んでもらおう」と考えてきました。たとえば、宅配水で言えば、60サイズよりも160サイズの方が運賃のリッター単価を下げることができます。そして、「宅配水は送料無料」を謳い文句としていましたから、大きいサイズのものの方が商品代金を「安く見せる」効果がありました。
それが、運送会社の値上げ案では、サイズ毎に運賃が上がるように改定されました。しかし、どう改定しようが、それは人が決めることなので、荷主にとって「一番お得なサイズ」というものが生じます。弊社が目をつけたのが100サイズですが、8リットル2本組を100サイズに収めることができるボトルが今年早々には出来上がります。このサイズに収めると、特に近隣に配送する場合の運賃が安くなります。日本郵便が、このサイズのものをどの運送会社よりも安く運びます。そして、日本郵便だけが「県内特別料金」を設け、安く運んでくれます。それは、「草の根の生産者が瓶詰めした天然水(道)を、近隣や流域の都市に住む人々に届ける」という将来像とも合致する物流となるでしょう。

(つづく)


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