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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

水ビジネス最前線


⚫ガロンボトルビジネスの崩壊

今年6月に発表されたサントリーウォーターレポートは、「宅配水」の現状をこれ以上ないほどに露わにしました。当のサントリーが、「ジャパネットたかた」を通して売り出したサーバー対応の宅配水が不発に終わりました。また、オリックスが前代未聞の高額で、コスモウォーターから買収した「宅配水事業」も「鳴かず飛ばず」のままです。その結果を受け、「宅配水の利用者は、前年の7.8ポイントから1.2ポイント減らし、6.6ポイントへ減少した」ことを、ウォーターレポートは記しています。一方で、「2016年は、国産ミネラルウ ォーターの生産量は増加。一人当たりの消費量も過去最高となり、10年前と比べ1.5倍となった」ということですから、一人負けとも言える「宅配水の衰退」は否が応でも浮き彫りとなりました。

この結果を、あなたならどう解釈しますか?
私は、ミネラルウォーター分野で圧倒的な強さを見せてきたサントリーが「満を持して」宅配水事業に参入した訳ですから、この市場でも「強さを発揮する」ものと考えていました。が、結果は惨憺たるものでした。サントリーの参入によっても、「宅配水市場は大きくならなかった」ばかりでなく、二つの大企業が「テコ入れ」をしたにもかかわらず、「宅配水の利用者は、(逆に)前年より減少」してしまったのです。何らかの「活性化」をもたらすだろうという期待と裏腹に、サントリーの参入とその惨敗は、この業界の崩壊を示唆するものとなりました。6.6ポイントという数字は、それほど「小さい」と言う他ありません。この数字の中には、アクアクララやクリスタルクララやフレシャスウォーター等々まで含まれているのですから...。

(続く)


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