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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

ネット通販でないとモノは売れない


「ネット通販でないとモノは売れない」。これが、社会の歪さを際立たせる事態を生じさせている。楽天やアマゾンが、自らと消費者の利益のみを追求したお陰で、出店者と運送会社を疲弊させ、両者がやればやるほど「損を抱え込む」状態を生み出している。

だが、もっと大きな観点から、この問題を見ないといけない!出店者の多くが、どこでも手に入る日用品や電気製品を扱っている。それも在庫を持たずに、大きな企業が大量生産したものを販売する「窓口」の役割を担っている。だから、そうした出店者は、元々に「薄利多売」を仕掛けざるを得ない。その上、同様な「窓口」が並ぶネット上では、そこから「抜きん出る」ために、多額の宣伝広告費を掛けざるを得ない。そのために、出店者は売っても売っても、「利益」が出せない構造の「溝」にはまり込んでしまっている。そして、宅配業者が運ぶものも、どこでも「手に入る」ものがほとんどだが、それを驚くほどの低料金で運ばされている。しかも、「再配達の多さ」という「おまけ」まで付いている。

これが、「デフレ経済」を進行させ、固定化させてしまっていることは、「赤子」でも分かるだろう。そして、私が一番大きな「問題」と考えるのは、ネット通販を相手に商売を営む「実店舗=商店」の存在だ。日本の「商店」は、長きに渡り、ずーっと存亡の危機に晒され続けている。そのため、商店街の「シャッター街」化は、否応もなく進行してきた。それが今、歪な拡大を続けるネット通販に、最後の引導を渡されようとしている。人々から「商売をする」という意欲を奪い、結果「商人及び従業員」人口の激減を招く事態に至っているのだ。
それが、短期的には「宅配」や「ファーストフード店」等の「人手不足」を生んではいるが、そこで雇用を得られる人の数など知れている。社会全体が、「人」を必要としない構造に「突き進んでいる」ことに変わりはない。

(つづく)


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