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Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

人生100歳時代の心がまえ


人類は家族という単位で、三世代が共に生きる中で、「富」や「知恵」を継承させてきた。それが、各々の世代が「家」を建て、先代の「家」を廃屋にして行くような「無駄」を続ければ、築き上げて来た「富」はたちまち消えてなくなる。老人たちが、先代から引き継いできた「知恵」を、子どもたちを通して孫に伝える。その流れも、「核家族」化により途絶えた。

私たち人類は、「社会的な動物」だ。それが、人類を他の動物と分かって来た。だが、「資本主義社会」が、それまでの通例を順繰りと消し去ってきた。欧米の価値観を押し立て、対峙してきた価値観を懐柔し、無力化させてきた。手始めに、当面の敵「社会主義・共産主義」を消滅させ、その勢いを買って「自然との共生」を理念としてきた「インディオや原住民」と呼ばれる人たちの生活を破壊し、最後には「テロとの戦い」と称して、他宗教も葬り去ろうとしている。アメリカを盟主とする欧米先進国は、それらを「(自由主義)社会」や「(国際)社会」の名の下に遂行してきた。だが、「多様な社会」を形成してきた人類の叡智を、たった一つの価値観に収斂しようとする試みは、数多の弊害を産む。

その弊害を挙げ連ねることは、ここではしない。だが、「敵をすべて駆逐してしまった」後に生じる問題点は、残念ながら、「敵のせいには出来ない」。つまり、資本主義が抱える「内部矛盾」は、自分たちの「身を切る改革(=制度設計を改めて行く)」なしには解消できない。グローバル化を達成して行くことで、確かに「資本主義」は驚異的な成長を遂げてきた。だが、それが却って国内の貧富の差を生み出してきた。この世界中の国々で起きている「貧富の差」は、偶然の産物ではない。これこそ、資本主義が生み出した「必然」に他ならないのだ。その必然は、当然、日本でも起きている。が、問題の抜本的解決に動き出している先進国は、「ただの一国もない!」

(つづく)


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