FC2ブログ

Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

マイ・ドリーム


今の世界経済は、10年周期で「どん底」を迎える。リーマンショックはちょうど10年前の9月15日、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻に端を発した。
「それは、人口が急激に増え、社会がすべての人を囲い養うことが物理的に不可能になってしまったからに他ならない。これが今の社会・世界の実相だ。」と数日前に書いた。資本主義は「成長を続けなければ、成り立って行けない」が、製造を機械に任せるようになり、人を労務から外したため、賃金を支払う名目も必要性も無くした。人は給金をもらえなければ、モノを買う(消費する)ことができなくなる。機械もロボットも人の代わりに働くことはできても、モノを買う(消費する)ことはできない。だから、アメリカでは人々に株を買わせて、モノを買うお金を調達させている。そのため、株は大いに上がる。が、ただ株をふやかして株価を上げているだけなので、2倍程にふやかしてしまうと「帳尻を合わせることができなくなる」。

株が上がっている間は、「経済は景気が良い」ことになっている。日本はアメリカと違って、税金で株価を吊り上げ、「戦後最長の景気」を演出してきたが、アメリカの株価が下がってしまえば、日本株も否応もなく下がる。日本の場合は税金を惜しげもなく投入し株価を押し上げてきたので、これで財政に巨大な穴が開くこととなる。世界の経済の大元の仕組みは、アメリカが握っている。だから、そこが「コケたら、皆コケる」。それが分かっているのだから、他国は自分たちなりに、自分たちに合った独自の経済運営を打ち立てなければ、どんどん「借金を増やす」こととなる。

とは言え、日本政府の「猿真似」の程度は低すぎる。確かに「景気さえ良くしておけば、政権は安泰」と言える。が、それが10年もすれば、「極端に景気が悪くなる」事態を迎えるという想定すらしないのは、安倍の頭の程度の低さの顕れだ。
私が口を酸っぱくして言っている通り、日本は第一次産業を主に製造業を復活させ、内需で経済を回すようにしないと、止めどなく弱体化する。だが、「日本の常識」には、「そうしなければ日本経済が弱体化するという考えは存在していない」。

日本の水道民営化に関しても得体の知れない「奇策」が「俎板の上」に登場して来ている。が、そもそも、「水道本管や浄水設備の更新に巨費を必要としている」のに、それを棚に上げて「売水」部分だけを民営化して、一体「何が解決されると言うのか?」全く解らない。つまり、「公営水道の維持」そのものを「俎板の上」に乗せないかぎり、問題の解消策はありえない。が、そうした考え方は日本では「常識」とはならない。
だから、「対案」を持っている人間は、「日本の常識を正す」という気概を持って、敢えて「非常識な手段も辞さない」心構えで挑まないと何も変わらない。「つまらない」「何の足しにもならない」常識を振りかざす側には組みせず、皆がまっとうな活力を引き出せる世の中を現出させる。そこまで至る道筋を付けられないなら、戯言をいくら並べても意味などない。

ITの使い方一つとっても、アマゾン流とグーグル流がある。今の体制をより強固なものに原理化させる、それがアマゾン流だ。グーグル流は、今の体制に楔を打ち、新しい発想により人々の活力を引き出そうと考えている。私は言うまでもなく、後者の立場を支持する。常識に囚われず、人々の自由な発想力が人類の夢を無限に広げて行ける社会を現出させたい。来年から本格化させるエアのIT化は、そうした「夢」を内包しつつ進めて行きたい。


(結)
別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| Water Diary |