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水を売る


世の中は、結局、「人を動かす人」と「人に動かされる人」に分かれる。「自分で考えて、自分で動く人」というのは極めて少ない。エアの構成員には、「自分で考えて、自分で動く人」になってほしいと、ずーっと期待(お願い)してきた。「自分で考えて、自分で動く」ことが、生きていく上での「極意」に他ならないからだ。それが、できるようになれば、その人は「他に何も要らない」と思うようになるはずだ。それは、決して「自分勝手に動くことを意味しているわけではない」。「自分で考えて、自分で動く人」は、「人の手助け」を必要としない。だから、「自分一人」でも動くし、動ける。「人の助け」を求めずに、局面の打開ができる人は、結局自分の能力を最大限引き出すこととなる。自分の非力を「人のせい」にしないなら、自分が思うことを達成できないとすれば、その原因は「自分の非力」以外の何ものでもないことに気付くからだ。だから、いつでも「自分自身の力」と面と向かい、己を知ることとなる。そうなると、「自分を磨く」こと以外は、「どうでもよい」こととなる。

しばらく、ブログから遠ざかっていた。いくら、ブログを書いても読んでくれる人は居ない。あるいは読んでくれる人が少数居たとしても、こちらの意図は通じない。だから、間を置いた。その間、弊社のメンバーに語り続けた。と言うよりも、日報という形で、書き続け、「目を通して置いてほしい」とお願いした。因みに、上記は今年の7月16日に書いた日報だ。

この間、コスモウォーターが「身売り」をした。大型容器の宅配事業で「唯一気をはいていた」ように見えていた同社が、「自作自演」に疲れ果て会社を売り抜けた。結局、毎日使う水を高く売りつけようとする商売など、人々に受入れられるはずがない。いくつかの消費者センターや個人から、「置き去りにされたサーバーがあるが、業者さんと連絡が取れない。どう処置をして良いものか?」という問い合わせを受けた。人知れず、廃業を余儀なくされた同業者も多いということだ。

弊社は今代替わりを進めている。御陰さまで、順調に進んでいる。一人一人が、自分で考え、課題に対しても自分のアプローチを見出し、不言実行するまでに至っている。だから、経営的にも今までにないほどの「身軽さ」を手に入れている。

水の業界も、誰かしらが敷いた路線の「土壷」にはまったままの状態から、個々が考え「抜け出す」方策を実践しなければならない局面を迎えている。冷静な目で見れば、我が業界が人々のニーズから「如何にかけ離れたことをやっているか?」は明らかだ。それに、気が付けない人は、掛けたお金を「ドブに捨てる」こととなる。残念ながら、回収は覚束ない。



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Author:窓男
水は、あらゆる生命の細胞をくぐり抜けることで生き物たちを束ねながら、地球と成層圏を舞台に、輪廻転生をくり返しています。
私たちは、その再生を果たしたばかりの「天然水」をお届けする、「天然水道」網の構築を目指しています。

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