意識を変える!
仮に発がん性物質の存在故に、人々が「水道水を飲ま(め)ない」と判断すると、我が国の水の供給は「即座に麻痺してしまう」ことがお分かりいただけるだろう。私たちはすでに、飲用水の汚染・劣化が急速に進行する「水の世紀」に突入している。それなのに、先進国の中で日本だけが、その「リスク回避」策を何一つ取っていない。その上、オリンピックの招致すら決めている。
無策と言えば、政府や行政だけでなく、我が業界の無策ぶりは甚だしい。「恐怖を煽ってまで、売りたくない」と言うが、そんな悠長なことを言っていて、市場原理化した資本主義を生き残ることなどできると思うのか?自分たちの売ろうと考えている「(天然)水」の長所も知らず、「水道水」の危険性を学ぼうともしない。それは、「恐怖を煽ってまで」と言うよりは、ただただ「売ろうとしていない」ということと同義ではないのか?。それほどの無策をつづけている。
(つづく)