Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

ミトコンドリアの不思議


■長寿の鍵はミトコンドリアと活性酸素

研究が進むにつれ、長寿と活性酸素の因果関係や、ミトコンドリアの質が良ければ活性酸素を少なくして害を抑えてくれることなども明らかになってきました。

よく長寿を代表する動物の例えで「鶴は千年、亀は万年」と言われますが、亀が長寿なのは徹底した省エネ型ライフスタイルのお陰です。亀は非常にゆっくり動くのでエネルギーの消費量が少なく、それだけ老化原因となる活性酸素の量が少なくなるのです。

一方、鶴の寿命は50~80年とされ、これは体の大きさ、空を飛ぶ運動量を考えれば驚異的な長さです。これは鳥類のミトコンドリアが、非常に多くのエネルギーが作られる割に製造過程でできる活性酸素の量がとても少なく、エネルギー生産能力が高い為です。

つまり、体を若くする秘訣はエネルギーを生み出すミトコンドリアを出来るだけ増やし、同時にその際に生じる活性酸素を少なく抑えることにあると言えます。また、ミトコンドリアはちょっとした生活習慣や運動によって1週間程度で劇的に増やせることも分かってきました。しかも私達はミトコンドリアが増えることを実感することが出来ます。

分かりやすい例で言うと、走って心臓がドキドキするのはエネルギーを作っていて、使っている証拠です。運動をしていなかった人が初めて走った時に「ハアハアハア」と息を切らしていたのが、1週間も続ければ同じ運動量をより楽にこなせるようになります。これは体内のミトコンドリアが増えた証拠です。1週間前のエネルギーとでは使ったエネルギーは同量でも、ミトコンドリアが増えてエネルギー代謝が良くなったのです。

(つづく)


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