Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

売らない水、買わない水


以下に、「既存のものに取って代わる」ための要件を整理する。

1.既存のものがそれ以前のものに取って代わった時の「事由や要件」が既に失われている。具体的に言えば、緩速濾過法から急速濾過法への転換を指すが、緩速濾過法の廃止はシステムの不備によるものではない。「戦勝国」方式が、「有無を言わせずに」に導入されただけのことだった。それを「強いた」アメリカが、自国内での急速濾過法による飲用水の供給に終止符を打った。アメリカが飲用水の民営化を進めたため、先進国と呼ばれる国々の中で、急速濾過法による飲用水の配給を続けている国は日本を置いて他にない。これは、「既存のもの(水道)」に対する「重大な懸念」を抱かせるに十分な「事実」だが、「国」は、「日本は水が良いから」という「筋違い」な理屈で、「安心・安全な水を供給する」という役割の放棄を「押し通そう(覆い隠し通そう)」としている。日本の天然水は、たしかに「良質」だ。だが、その事実と「水道水が良質」だということは同義ではない。大都市の水道水の多くは、汚染に晒された河川を水源としているのだから、「安心・安全な水」であるはずがない。それを、急速濾過法で処理することには、「根本的」な無理がある。

(つづく)


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