Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

経済概況


日本経済を悩まし続けるデフレ経済は、供給過多が要因だ。この供給過多状態を解消すること以外に、日本経済再生の道はない。しかしながら、経済界は自らの供給過多を止めるための策など元より眼中にない。国も破綻する企業を税金で救済することに余念がない。国の税金投入でしか立っていられない経済は、最早「資本主義」経済とは呼べない。供給過多は、本来なら破綻しているはずの企業まで潰さずにいる「不健全性」によるところが大だ。一方で、必要性のあるものが、供給されない現状もまた「画一的で過度な供給」にしがみついている企業が多すぎることの現れだ。

本来、利潤は再生可能な産物を生み出す産業にしか宿らない。農業などがその産業の代表格だが、「天然水」は、その農作物の収穫をも左右する「冨」の源泉そのものだ。水に恵まれた日本での「水資源」の利用率は、僅かに20%にすぎない。この数値は、「宝の持ち腐れ」、即ち需要に対して過小な供給しか果たされていないことを意味している。

日本の豊かさは、豊富な「水」を活かした農業や漁業や林業の隆盛と、そこで培われてきた勤勉さによって、長い時間を掛け蓄積されてきたものだ。その貯めが地方にあったからこそ、一旗揚げようと上京した人々も故郷に錦を飾れたし、世界に日本の技術力の高さを示すこともできた。今の日本は、その地方の貯めをすべて吐き出そうとしている。サッカーではないが、味方が攻め上がるためには後方がその貯めを作る。それができなければ、得点よりも失点が上回わってしまう。地方の貯めこそが中央を支える。その発想を私たちが改めて持たなければ、日本は「もぬけの殻」になってしまう所以だ。地方経済の活性化こそ、日本経済再生のキーとなる。決して、その逆ではない。

だが、現状はその逆をひた走っている!守りを重視しないで攻めることしか頭にない劇場型政治は、更なる財政の悪化を招き、日本経済をどん底に追い込むこととなる。

(完)


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