Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

誰でも儲けられる水ビジネス①

「誰でも始められる水ビジネス」に続き、「誰でも儲けられる水ビジネス」を書く。
基本的に、人は他人の云うことに「聞く耳を持たない」。その上、ダラダラ書かれると、たとえ読んだとしても理解は遠のくばかりとなる。そこで、「誰でも儲けられる水ビジネス」は論点を絞り、1回ずつで完結させることとする。

第1回目は、どうやって「儲ける」か?その仕組みについて書く。
弊社プラントを導入すれば、2,000本を作るのも5,000本を作るのも、同じ2人ででき「人件費」は変わらない。端的に云えば、それが儲かる仕組みそのものだ。プラントの導入なしに2人で5,000本の製造はできない。人力でやればせいぜい2,000本が限度だ。その差3,000本がプラントを導入した場合に初めて可能となる効率だが、その効率が利益を生む。

3ガロン1本の工場仕切り価格を400円と仮定しよう。2,000本なら80万円にしかならない。だが、工場を月5日間(日産400本×5日=2,000本)しか稼働させないのだから、ある意味妥当な数字だ。それでも、ファミリービジネスと割り切れば、そんな少量の製造でも工場は回る。月5日しか工場を稼働させないなら、工場を稼働させない日は製造したものを自分たちで配達しよう。地産地消を前提に顧客を地元で獲得する。配送効率を念頭に営業エリアを戦略的に絞り込む。

2,000本を配り切るためには、1日100本を配達することとなる。1度の配達を2ケース4本とすれば、配達件数は25件だ。配送を運送会社に託した場合、配送料は1本当たり往復で400円程度かかる。その400円にプラス段ボール代だけは加算しなければ運送会社に託せない。段ボール代を1本当たりに換算すると50円の加算となる。工場の仕切り価格400円に送料400円+ダンボール代50円を足すと、850円という数字になる。つまり、売価を850円とすれば、運送会社に頼んでも、商品を消費者に届けられる計算となる。但し、運送会社に支払う金額は、2,000本で80万円、5,000本では200万円に達する。その上、段ボール代以外にも伝票発行や荷造り等に少なからずの経費(人)を要とする。

それを自分たちで配達すれば、売価はいくらまで絞り込むことができるか?営業エリアを地元に絞れば、配達は自分たちでできる。2,000本までは、自分たちで配達する。そうすれば、配達に要する実費を正確に割り出せる。2,000本を超えたら、新たに、配達要員を雇うか?それとも、配達だけを請け負う人に外注しても良い。その場合の無理ない配送代の1本単価はいくらか?それを見極めるために最初は自分(達)で配達をする。1本120円~180円(配送の距離や密度によって変わる)のレンジで想定してみよう。すると、売価は400円(工場仕切り価格)+120円~180円で、520円~580円まで絞り込めることとなる。一度の配達を2ケースの4本とすれば、1件当たりの配送料は480円~720円となるので、配達する人にとっても無茶な数字ではない。1本の配送単価を真ん中の150円で計算すると、2,000本で30万円、5,000本で75万円となる。
この数字(1本550円)で、近隣の都市生活者に天然水を供給するとどうなるか?ここで初めて「大型容器」の価格を供給側の論理ではなく、利用者側に受け入れてもらえる数字とすることが出来る。「この値段なら、使ってみたい」と思わせる数字を、初めて利用者に示すことができる。 

この数字を改めて、工場側から見直してみよう。工場の仕切り価格は、400円のままで変わりない。それが、製造直販することにより、仕切り価格はそのままで、売価を安くできる。製造本数を増やす必然性を自らが握りコントロールできるようになる。400円で5,000本を製造すると売り上げは、200万円となる。そこまでは、同じ2人で製造ができる。その代わり、配達員を増員するか?外注を手配しなければならなくなるが、配送費の収支はすでに計算が立っているだから、どちらを選ぶか?は個々の事業主が判断すれば良い。配送料金は1本120円~180円で計上しているので、たとえば新たに人を雇うとしても、2,000本の売上があればそこから給料は捻り出すことができる。また、5,000本の売上があれば2人の配送員を雇うことができる。

つまり、工場の製造だけを切り離せば、2人で2百万を稼ぎ出すことができることとなる。

弊社プラントは、1日7時間月25日の稼働で15,750本の製造ができる。その数字を叩き出すために、工場は何人の作業員を必要とするか?はご自分たちで皮算用してほしい。売れる必然性を引き出すことさえできれば、弊社プラントのキャパシティーを有効活用できる。「モノの値段など有って無きが如しだ」売れる値段で売れば良い。工場の仕切価格だけは堅持した上で、できるだけプラントのキャパシティーに到達する速度を速める。それが「儲ける」秘訣であり、そのまま将来の安定的な売り上げを保証するものともなる。15,750本の製造で、工場は製造だけ月630万円の売り上げを叩き出す。販売まで加えると、1本単価を550円として年商は1億を超える商売となる。

これが、アメリカンガロンボトルビジネスが、アメリカ全土の至る所で展開されている仕組みだ。需要と供給に即した「理に適った」ビジネスのため、水会社は共存ができる。それぞれは、競合相手ではなく、皆が協同して、「水道水に代わるもの」を支え合う仕組みだ。テリトリーの棲み分けは、水製造会社からの距離で決まる。「一番安く運べる水会社が、そのエリアのお客様を獲得する」。それが基本だ。  


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