水商売の醍醐味
製造者も販売者も、物が売れなければ始まりません。一定量の製造、一定量の販売に辿り着くまでは、ずーっと赤字が続きます。それを、引き延ばしたり、先送りにする「理由」などまったくないのに、「最初はあまり売れないのだら、利幅をきちんと取っておこう」とします。でも、それでは「水」は売れません。結果的に一定量の販売に辿り着くことを、自ら遅延させることになります。そして、ガロンボトルビジネス業界では、みんなが滑稽なほど、競ってこの遅延行為に明け暮れているのです。
(つづく)
(つづく)