Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

サーバーの呪縛 5

その意味で、もう「答え」は出ています。前述の関西の業者さんは「中東から遙々運ばれてくる石油の方が、水よりも安いのはおかしい」という点に着目して、水事業を始めました。しかし、灯油の場合は、それを使うストーブやファンヒーターを売ってからでないと、灯油を買ってもらえないわけではありません。そして、ストーブやファンヒーターのお手入れは消費者が行い、時期がくれば買い換えもしてくれます。
それに比して、サーバーはそれが「無い」と「水」は買ってもらえません。メンテナンスも業者がするしかありません。そして、その負担を「背負い込み、吸収してしまう」代理店との競合を強いられています。
しかし、それらすべてが「呪文」に端を発する「思い込み」によるものだったら、どうしましょう?当のA社も、自分たちが作り出した呪文がこれほどの効果を果たすとは考えていなかったではないでしょうか?

たった10年前に旗揚げした会社が作りだした「呪文」は、それ故に自らを会社更生法に追い込みました。それは、代理店が大きくなれない仕組みを内包していたからに他なりません。それを補完するには、代理店の数を増やすこと以外にありませんが、各代理店が大きくなれないことがあからさまになると、また同じ道を辿ります。その宿命は変えようがないのです。

サーバーが、ストーブやファンヒーターのように誰でもが容易く買えるようになれば、「灯油」よりも安い「水」は明日にも実現します。それは、同時に圧倒的な数のお客様を得ることにつながります。
サーバーの呪縛から、自らを解き放つこと。
独立系の皆さんが、その戦略的意味合いを理解してくださることを願って止みません。
(完)
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