Water Diary

水を通して見える世界の話を、日記に綴ります

サーバー 3

2000年に旗揚げしたRO各社が、3ガロンボトルの国産化を推進しました。ただ、その後の経緯をみると、彼らの功績は「それだけだった」ように思えます。彼らは、ガロンボトルビジネスの柱となるサーバーに関しては、ほとんどなにもせず、手をこまねいていました。彼らが供給したサーバーは、当初から韓国製でアメリカ製ではありませんでした。そして、その韓国製サーバーの品質の向上をはかることをせずに、中国製にも手を伸ばしました。
2000年当時、迫り来る構造不況を前に、「水事業には将来性がある」「水は儲かる」と言われ、多くの人たちがこのビジネスに注目をしました。しかし、RO各社の本部により「儲け」が強調された挙げ句、皮算用だけを根拠とした青写真が描かれ、それに相応しい結果に辿り着いてしまっているというのが現状です。RO水は、基本的に純水で、水道水から不純物を取り除きエイチツーオーを作り出します。そのため、味覚的にはほぼ同じもので、そこにミネラル分を添加するメーカーもあります。しかし、天然水のような特色を持つものではないので、各社ともサーバーの見た目で「差別化」を図るしかありません。そのために、本来ならば業界が挙って求めるべきサーバーの品質の向上は、置き去りにされました。業界全体の利益という観点が醸成されないまま、「自分たちだけは・・・」という考え方が先走り、サーバーの進化を阻んでしまったのです。
(つづく)
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